新着情報

おたふくワクチンの予約の仕方

※重要!!注意!!

麻疹風疹(1歳と年長)・おたふく(1歳と年長)・水疱瘡(1歳半)は、生ワクチンです。

生ワクチンと生ワクチンを別日に接種する場合、28日あけて接種しなければなりません。

予約サイトの接種履歴の入力を、保護者の方が間違えて入力した場合、予約できてしまいます。

保護者の方ご自身で、再度、母子手帳の日付をご確認ください。

おたふくのワクチン不足

おたふくに罹患した主人公が力強く生きていくお話、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」は記憶に新しいかと思います。

おたふくは任意接種ですが、ほとんどの方が接種している重要なワクチンです。

しかしながら全国的にワクチン供給不足のため、おたふくのWEB予約を一時休止します。

下記該当の方は、当日在庫があれば接種できますので、「かかりつけ登録済み、在庫があれば接種希望」と備考欄に入力して、記入済みの予診票をお持ちください。

予診票を印刷できない場合は、受付でお渡ししますので5分ほどお早めにいらしてお書きください。

 

おたふくは自費で、7000円です。

現金・クレジットカード・ペイペイ払いも可能です。

 

1歳

かかりつけ登録済みで、1歳の予防接種(麻疹風疹・水疱瘡・肺炎球菌)を同時接種の予約なさった方は、当日在庫がある場合、接種可能です。

予約の最後に出てくる備考欄に「かかりつけ登録済、在庫があれば接種希望」とお書きになり、接種当日受付でお申し出ください。

おたふくだけご希望の方は、恐れ入りますが、しばらくお待ちください。

年長さん

かかりつけ登録済みで、年長の予防接種(麻疹風疹・三種混合・ポリオ)を同時接種の予約なさった方は、当日在庫がある場合、接種可能です。(当日在庫が若干しかない場合、一度も接種したことのない1歳さん優先となります。)

予約の最後に出てくる備考欄に「かかりつけ登録済、在庫があれば接種希望」とお書きになり、接種当日受付でお申し出ください。

※三種混合+ポリオは16000円、三種混合+ポリオ+おたふく3つ同日に接種した場合は21000円です。誠に申し訳ありませんが、いかなる理由の場合も(おたふくの在庫がなく、別日に接種した場合も)、割引対象にはなりません。

 

三種混合は今流行している百日咳予防。

ポリオは海外で流行している病気です。東京オリンピック前に厚労省が接種勧奨の計画がすすめられていましたが、コロナ流行で、コロナワクチン接種勧奨に移行しました。詳しくは

年長さんのポリオと三種混合って

をご覧ください。

 

すでに他院でおたふく以外を接種した方へ

すでに他院でおたふく以外を接種している場合は、恐れ入りますが、供給が戻るまでしばらくお待ちください。

 

 

 

おたふくワクチン供給不足について(詳細)

おたふくワクチンは、武田製と第一三共製の2種類があります。

当院では第一三共製を使用しております。

ワクチンの検品は大きく分けて、社内独自の検品と、厚労省の検品の二段階があります。

今回、第一三共製が社内独自の検品において、品質規格を満たしていない状況が確認された為、8月まで限定出荷となりました。

これに伴い、もう一社の武田製に供給が偏ることも予想され、現在、武田製も納品停止の状況となっております。

これからしばらくの間、国内全体での供給不足の状況になることが予想されます。

 

 

蛇足ですが、昨年は今回と逆で、武田製の検品による限定出荷があり、第一三共製に供給が偏り、国内で供給不足の状況になりました。

武田製のワクチンの限定出荷が解除されてからも、通常の供給に戻るまで、約1年を要しました。

また麻疹風疹のワクチンも限定出荷が解かれてから、当院は確保できていますが、供給が滞っている医療機関は少なくありません。

 

ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防しよう

毎回お話しておりますが、

記憶に新しいところでは、麻疹風疹・日本脳炎・おたふくが、

今回と同様にワクチン供給が滞りました。

一度滞ると、1年くらいは安定しませんでした。

 

「自費の予防接種だから」、「みんな接種してるのか聞いてからにしよう」と後回しにしていると、

供給不足になり、

おかしなもので、ないとなると接種したくなる…。

 

ワクチンを打ったからといって、絶対に病気にならないわけではありませんが、

少なくとも重症化は防げます(ワクチンの意義①”個人を守る”)。

 

また

「昔は予防接種なんてなかった」

「おたふくに罹患したら、予防接種しなくてすむのよね」

と思う方もいらっしゃいますが、

「昔」と、感染症や家屋の状況は変わってきていますし、

何より予防接種を打ちたくても打てない、赤ちゃんや体の弱い学校のお友達、高齢者もいます。

あなたが病気になり、うつされたら困る人がいることを頭のかたすみにおいておいてください(ワクチンの意義②”社会を守る”)。

 

「ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防した方がいい」

これが日本小児科学会の考えです。

 

健康なうちに、今できるワクチンをすすめましょう♪

 

TOPへ